失敗してしまったときの気持ちの切り替え方

 

反省は建前だけにする

 

やるべきは、反省するより失敗した原因を見つけることです。仕事で失敗してしまった原因を理解して知識化し、教訓化すれば再発は防げます。ただ、上司の前では建前として「反省します」とはしっかり言っておきましょう。

 

失敗を自分のせいにしない

 

仕事での失敗で落ち込みやすい人は、その原因を「自分のせい」にしがち。まずは自分を責め立てるよりも技術面や仕組的に失敗がなかったかに視点を変えてみましょう。

 

他人は自分が思うほど自分に興味を持っていないと意識する

 

ハッキリ言ってしまうと、周りは自分が思っているほど他人に興味はありません。周りは「あいつ失敗したな」と一瞬思うかもしれませんが、翌日には忘れていることがほとんど。

 

逃げる場所をつくる

 

失敗した日は忘れられる逃げ場所に避難してください。オススメは友人と話すこと。話すことでスッキリしますし、原因も見つかるもしれません。

 

自滅をしない

 

「いつも失敗してしまう」「だから自分はダメなんだ」と自分で自分を責めて潰れてしまうこと。自らストレスをかけてしまっているのです。
ストレスは意識すれば自分でコントロールができます。コントロール方法は自滅しそうなときに「仕方がない」と口にすること。

 

違う道もあると考える

 

細かい作業でいつも失敗してしまう、人と話すのが苦手で接客でミスをしがち、など同じような失敗を繰り返しているのなら、その仕事は根本的に合っていない可能性があります。それならば他の仕事を探すのもひとつの手段。

 

仕事での失敗をふせいで落ち込みそのものを減らす

 

スケジュール帳を持つ

スケジュール帳を持たない人より持っている人のほうが失敗が少ないという研究結果があるほど、スケジュール帳は必携。仕事でのミスが多い場合、今日やるべきことを書いておき、やったら任務完了と書きます。

 

違和感を大切にする

違和感とは「いつもと違う」と感じることです。たとえば「この資料、ずっと机にあるけれど何に使うんだっけ」とか「何かを見落としている気がするからもう一度確認しようか」など、「何かおかしい」を敏感に察知して、その理由を追求します。そうすると失敗の原因に辿り着くことが多いのです。

 

失敗の“類似性”に気付く

まったく同じ仕事上での失敗はなかなかありませんが、似たような失敗はありがちです。その原因を書き出してみると例えば「忘れ物が多い」「誤字が多い」「名前を間違えがち」など、共通事項として“確認作業が甘い”という類似性に気付く場合があります。自分の失敗に共通するポイントを把握しておけば、いつもより注意して行動するようになりますから、失敗すること自体もそれによって落ち込むことも必然的に減るでしょう。