ブレーキが効かない時の対処法
走行中にブレーキが利かなくなると焦ってしまいます。その時は落ち着いて4つの対処法を思い出してください。
停車したらブレーキを冷やす
安全な場所に停車できたら、まずはブレーキを冷やしましょう。
シフトダウンしてエンジンブレーキをかける
アクセルペダルを離した後、MT車なら徐々にシフトダウン、AT車ならD3やLにシフトを入れます。
サイドブレーキを引いて減速する
後輪がロックして滑らないように、少しずつサイドブレーキをひく。
ガードレールや路肩に車を当てる
最終手段として、ぶつけて停止させます。良い方法ではありませんが、同乗者や歩行者に危害が及ばぬように慎重に行いましょう。
ブレーキが効かない原因
- ブレーキオイルに空気が混入している
- ブレーキオイルの劣化
- ブレーキパッドの残量が少ない
- ディスクローターの波打ち
- ブレーキキャリパーのピストンの不具合
- フェード現象が起きている
ひと口にブレーキといっても、さまざまな部品から構成されているので、どこに不具合が出るかによって症状は異なります。
注意していればすぐに気づけるものもあるので、運転中の「いつもとちがう」を見逃さないでください。