性器クラミジアの原因は?
国内での感染者数が100万人以上といわれる「クラミジア」。
性行為などを感染経路とし、唾液や分泌液に存在する菌が粘膜から侵入し、性器やのど、直腸などに伝染することで発症します。
性器クラミジアと咽頭クラミジアの違い
のどの痛みなどの症状から、普通の風邪と勘違いしやすく、風邪の治療をしようと病院に行ってはじめてクラミジアによる咽頭炎であったことが判明するケースも少なくありません。
性器クラミジアはなぜ広がってるの?
SNSなどを通じて、不特定多数と性的関係になる人も多く、そういった人が無自覚であったために感染が広がっていると思われます。
性器クラミジアかもと思ったら
自覚症状がないことが多く、病気に気が付くまで時間がかかることがあります。
パートナーが複数いる場合や、風俗店を利用したことがある人は定期的な検査をオススメしています。
性器クラミジアの検査方法は?
男性では尿、女性では子宮頸管の分泌物を検体として、PCR法(細胞の遺伝子を増幅して調べる検査)によってクラミジアのDNAを検出することで診断します。
主な治療法は?
おもにマクロライド系、キノロン系、テトラサイクリン系の抗菌薬(アジスロマイシン、クラリスロマイシン、ミノサイクリン、レボフロキサシンなど)を内服して治療します。
最後に
クラミジアは治る病気です。
症状が悪化してしまう前にすこしでも気になったら検査を受けましょう。