咽頭クラミジア

咽頭クラミジアとは?

喉(のど)の粘膜にクラミジアが感染することにより起こる性病の一種です。
オーラルセックスによる喉への感染はあまり知られておらず、予防ができないために感染が拡大しています。

 

感染経路
性的な行為により、尿道や膣の分泌液、唾液などが咽頭の粘膜に接触して感染します。

 

症状
のどの痛み・違和感などの症状があります。
症状が風邪に似ているので、風邪の治療で病院に向かったら咽頭クラミジアだったというケースも少なくありません。

 

女性の80%、男性の50%が、クラミジアに感染しても無症状といわれています。

 

そのためパートナー間で感染を何度も繰り返す「ピンポン感染」が起こりやすい病気でもあります。

 

潜伏期間
感染後1週間から3週間前後が潜伏期間です。

 

 

咽頭クラミジアの感染率は?

 

性行為1回につき30〜50%程度の確率で感染(男性に比べ女性の方が感染率は高い)すると言われています。

 

重傷化した場合は、中耳炎に発展することもあるため注意が必要です。また、オーラルセックスなどで女性の陰部に感染させた場合は、不妊の原因になることもあります。

 

一般的な知識だけでは風邪との鑑別が難しいため、疑わしい症状が出た段階で早めに診察を受けましょう。

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