後天性免疫不全症候群

後天性免疫不全症候群(HIV・エイズ)とは?

 

後天性免疫不全症候群(エイズ)とは、ヒト免疫不全ウイルスの感染によって身体を病気から守る免疫機能が破壊され、免疫力を持った人では通常見られない様々な感染症(日和見感染症)を発症することの総称を言います。

 

HIV感染からエイズの発症まで
HIV感染=エイズの発症ではありません。現在は、薬の進歩の結果、発症を遅らせることが可能となりました。

 

長い場合には、10年以上も症状が現れない期間(潜伏期)が続きます。

 

※HIV:エイズの原因となるウイルスの名前
※エイズ:HIVによって引き起こされる病気の総称です。

 

HIVの感染経路

  • 性的接触による感染
  • 血液を介する感染
  • 母子感染

HIVは、学校や職場での日常的接触では感染しません。
正しい知識を身につけ、患者・感染者に対し感染していない人と同様に接していくことが大切です。

 

後天性免疫不全症候群(HIV・エイズ) 発疹の特徴は?

  • 急性期皮疹
  • 帯状疱疹
  • 単純ヘルペス
  • 脂漏性皮膚炎

HIVに感染してから3〜6週間までの急性期にあらわれる、直径5〜10mm程度の小さく赤い発疹、帯状疱疹、水ぶくれが発生します。

 

これらの発疹症状は感染した90%の人に見られる特徴的な症状となっています。

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