ケジラミ症

ケジラミ症とは?

 

「ケジラミ」は吸血性昆虫で、体長1mm前後のシラミの一種です。ヒトの陰毛に寄生して血を吸います。
感染した人との陰毛同士の接触で感染します。

 

陰毛以外にも、肛門周辺の毛、わき毛、胸毛、太ももの毛などに寄生することもあります。

 

症状

感染部の激しいかゆみ

ケジラミは主に陰毛に寄生しますが、肛門周囲、わき毛、胸毛などの体毛や、時には頭髪やひげにも寄生します。

 

自己判断可能
陰毛が痒いという症状が出た場合、患部をしっかりと観察されてみてください。

 

下着にシラミの排泄による黒色点状の染み(血糞)や虫体、卵が目視で確認出来たりします。

 

これらが確認できればケジラミ症と自己診断出来ます。

 

ケジラミ症との感染経路

  • 性行為
  • 接触の多い母子間
  • 毛布やタオルなどを介して、間接的に感染

性行為の際の接触感染がほとんどですが、間接的な感染も見られます。大浴場での集団感染などの奨励といて報告があります。

 

 

注意点
毛ジラミは、人体から離れても48時間は生存しますので、下着・シーツ・タオルなどの共用を避けて頂き、毎日こまめに洗濯をされる様にしてください。

 

また、家の中のタタミやカーペットなどにも毛ジラミが潜んでいる場合もありますので、毛ジラミと確定診断された場合、一度は、バルサンなど(害虫駆除薬)を使用して、家の中の毛ジラミを駆除される事や、毛ジラミに感染された人で、ペットなどを飼っている人は、速やかに動物病院に連れて行く事もお勧めします。

 

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