中庭の種類
中庭には良く採用される形があります。
コの字型
建物をコの字型に作り、その内側に庭をつくる形です。
近隣からの視線を遮りつつ、開放感のある広々とした庭にできます。
ロの字型
四方を建物で囲まれて、完全に建物の内側にある庭。
外からは庭が見えないのでプライベート感が強いです。
L字型
建物をL字の形につくり、2辺が建物に面している庭です。
建物のデザインがシンプルなため、間取りなどのプランニングがしやすいです。
中庭を作るメリット・デメリット
中庭を作るメリット
自然光を取り込みやすくなる
土地が狭くて庭を確保できない場合などは中庭をつくることで、陽光により部屋が明るくなります。
ライバシーが守られる庭になる
外からの視線が気にならない、プライベートなスペースを確保できます。
風通しがよい
中庭に面する窓を開ければ、家の中心まで風を通すことができます。
中庭を作るデメリット
建築費用が高くなる・メンテナンス費用が増える
建物が複雑になるほど外壁の面積が増え、 建材費や工事費用が高くなります。
断熱性能が落ちる可能性
窓ガラスから熱が逃げ、住宅の断熱性能が落ちてしまうことも。
生活スペースが狭くなりがち
限られた土地の中に建物と庭を作ることになるので、その分生活スペースは圧迫されます。