珪藻土を壁材に使うメリット
内壁材として珪藻土を使うメリットをご紹介します。
- 調湿性に優れている
- 脱臭・消臭効果がある
- 断熱性が高い
- 耐火性が高い
- 有害物質を吸着する
珪藻土にある無数の穴には、空気中の水分を吸着したり放出したりする調湿効果があります。効果は半永久的に続きます。
空気中の水分量を調節してくれるため、そもそもにおいを感じることが少なくなります。
優れた断熱性能を持ち、室内の気温が外気温に影響されにくいです。
万が一火災が起こっても火が燃え広がりにくい特徴があります。
珪藻土はシックハウス症候群などの心配が少ない自然素材です
珪藻土を壁材に使うデメリット
検討するにあたっては、デメリットもしっかり確認しておきましょう。
- 費用が高い
- 粉が落ちやすい、ボロボロと壊れやすい
- シミになりやすい
- 仕上がりが左官職人の腕に左右される
施工に手間暇がかかるため、ビニールクロスと比較すると、3〜5倍の費用がかかるといわれています。
珪藻土の壁はざらざらとした質感が特徴ですが、強くこすると摩擦によって粒子が落ちてしまいます。
吸水性の高い素材であるため、コーヒーや醤油、赤ワインなどの液体をこぼすとシミになりやすい点は注意が必要です。
珪藻土は含有量が多いほど固まりにくくなるため、漆喰よりもフラットな仕上がりにすることが難しい素材です。