モンテッソーリ教育とは

「子どもには自分で自分を教育する、育てる力がある」という「自己教育力」の考えを根底に考えられた教育法です。

 

子どもは教えなくても自ら歩こうとしたり、自立に向かい積極的に成長・発達していこうとします。

 

この自発的な力を発揮できる環境で子どもは成長していきます。

 

モンテッソーリ教育では「自己教育力」に基づき成長を促していくため、能動的な行動や積極性が身に付くと言われています。

 

 

モンテッソーリ教育の5分野

 

  1. 日常生活の練習…自分の体を意志どおりにコントロールする能力を身につけることを促します。
  2. 感覚教育…意識的に感覚器官を使った遊び・練習を実践します。
  3. 言語教育…話す、書く、読む、さらに文法や文章構成力を身につけていくのをサポートします。
  4. 算数教育…感覚教具などを使って、数量について手で扱いながら覚えていくよう促していきます。
  5. 文化教育…言葉と数以外の、動植物、地理、地学、歴史、道徳(宗教)、音楽、体育、美術などを含む分野の能力を育みます。

 

 

モンテッソーリ教育を受けられる施設とは?

 

モンテッソーリ教育を実践する教育施設は、現在世界140以上の国に存在すると言われています。

 

日本にも2〜6歳の幼児を対象とした「子どもの家」があり、以下の要素を満たす環境が用意されているという特徴があります。

 

  • 子供が自由に教具を選べる。
  • 子供が「やってみたい」と思う面白そうな教具がそろえられている。
  • 年齢縦断型のクラス編成がされている。
  • 子供一人ひとりの発達段階に応じた環境を整備し、子供の自己形成を助ける先生がいる。

 

モンテッソーリ教育は家庭でも実践できますし、教具も販売されています。

 

自宅で子供に教具を与える際は、親は手を出しすぎないことを意識するのがポイントです。

 

あくまで子供の自発性や自立性を重視し、大人はあくまで見守る立場であることを常に意識しましょう。

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