そもそも密葬とは?

 

密葬とは、小規模な葬儀のことで、主に参列者は近親者や生前親しかった友人のみであることが多いです。

 

一般的な大規模な葬儀と比較すると、手間が少なかったり費用が抑えられたりするメリットがあることから、近年需要が高まりつつある葬儀のスタイルです。

 

知っておきたい密葬の流れ

 

密葬を行うにあたり、事前に流れを把握しておく必要があります。

 

具体的に、どのように葬儀が執り行われるのか、「実施前に知っておきたい密葬の流れ」について見ていきましょう。

 

家族葬の場合

家族葬として密葬を執り行う場合は、以下の流れで葬儀を進めていきます。

 

  1. お迎え
  2. 安置
  3. 納棺
  4. 通夜
  5. 告別式
  6. 火葬

 

主な流れは上記の通りです。

 

とはいえ、密葬の場合は参列者がごくわずかであることから、比較的スピーディーに密葬が進んでいきます。

とくに、「お焼香の時間」「会食」なども短縮化することができるため、一般的な葬儀と比較すると短時間での葬儀となるでしょう。

 

また、参列者の管理といった準備・手間も必要なく、遺族の負担も軽減しやすいといえます。

 

 

直葬の場合

直葬は、告別式や通夜を執り行わない「火葬のみ」の葬儀形式です。

 

上述した家族葬同様に、近親者を始めごく親しい間柄の方のみが参列者となり、非常にシンプルな流れで葬儀が進みます。

 

  1. お迎え
  2. ご安置
  3. 納棺
  4. 火葬

 

通夜と告別式、また会食も省いたシンプルな葬儀として進めていきます。

 

通夜や告別式を執り行う式場を押さえる必要が無く、費用も安価に済むことから、直葬を選ぶ遺族も増えてきています。

直葬は親族からの理解を得てからでないと、後々トラブルになってしまう可能性があるため注意してください。