四十九日法要の場所はどこで?

「四十九日法要はここで行わなければならない」という決まりはありませんが、一般的に寺院、ご自宅、葬儀ホールやホテル、料理やなどの施設で行うのが通例です。

法要に参加する方のことも考え、集まりやすい場所で行うことをお勧めします。

 

なお、四十九日法要の後の食事については、会場で仕出し料理などを手配したり、会場近くの料亭などを利用するのが一般的です。

 

お寺で行う場合

菩提寺や、これからお墓を建てる寺院など、お寺とのお付き合いがある場合は、そのお寺で四十日法要を行うことが多いようです。
客殿などお寺の施設で法要を執り行えば、設備も整っています。

 

また、そのお寺のお墓に納骨する場合は、四十九日法要の後、納骨式も行えるので、移動など遺族や参列者の負担も軽くなります。

 

自宅で行う場合

親せきなど参列者が少ない場合には、自宅で四十九日法要を執り行うことも可能です。
この場合、お坊さんを自宅に招いて供養をお願いします。

 

会場を借りる費用がかからない、日ごろから住み慣れた場所で行えるため気持ちが楽といったメリットがあります。

 

葬祭ホールなどの施設で行う場合

葬祭ホールをはじめ、ホテルや料理屋、霊園の施設などを借りて四十九日法要を行うこともあります。
参列者の人数や予算に応じて部屋を選ぶことが可能で、設備も整っているため喪家にとっては事前の準備などの負担が軽くなります。

 

駐車場などもあるため、参列者にとっても便利です。

夏のお盆の時期や、春・秋のお彼岸の時期など、ほかの法要の時期と重なるとこうした施設も予約が取りにくくなる場合もあります。

 

葬儀を執り行った葬儀社への依頼を考えている場合など、葬儀後なるべく早めに希望を伝えておくと良いでしょう。

 

また、料理屋などでは、読経はNGというところもあります。法要を行うことが可能かどうか、事前に確認しておきましょう。